レチェリー

18禁フィギュアが中心のフィギュアメーカー

「レチェリー」は、マベル有限会社が展開しているフィギュアブランドです。
マベル有限は東京都台東区に本社がある企業で、フィギュアや雑貨類を主な取扱商品としています。

フィギュアのラインナップはセクシー系の美少女フィギュアで、とりわけ18禁の指定を受ける過激なフィギュアが多いということで他のメーカーと差別化を図っています。

代表的なシリーズとしては「うさちゃん温泉」や「萌え仏シリーズ」などがあり、半裸や全裸、緊縛といった要素も取り入れているのが特徴です。

キャラクターものも扱わていますが、他のメーカーのようにアニメ化されている一般向け作品ではなく、主にエロゲーや青年コミックの人気キャラクターがモチーフになっています。

もちろん細部にまで渡って細かい作り込みがされており、キャラクターの持っている表情や特性を生かしつつも、そばに置いておくだけで妄想が膨らむようなシチュエーションフィギュアとして作られているというところも大きな特徴です。

代表作の一つに青年コミック「Sweethearts」の白鳥佳純のフィギュアがありますが、こちらは原作のコミック中表紙に使用されていた体操着姿がモチーフとなっています。

同じく「Sweethearts」の茜未緒と対になっており、いずれも通常版の他にパーツを入れ替えることで上着のまくりあげやブルマのキャストオフができるようになっているというこだわりの仕様です。

2つを並べてみると、イラスト同様に二人のキャラクターの表情や体型を忠実に再現していることがわかります。
ただの18禁フィギュアではなく、あくまでも原作を尊重してその上でしっかり細部まで作り込もうという姿勢に意気込みを感じます。

相当過激なものもあるので年齢制限を守って購入しましょう

レチェリーからリリースされているフィギュアは、他のメーカーが遠慮をして作らないような思い切ったシチュエーションで勝負しています。

そのため購入時に年齢確認が求められたり、店舗で購入する場合にエリアが区別されるということもあります。
また一人暮らしの男性でもなければ、なかなか自宅に飾るというのは難しいでしょう。

ただセクシーな衣装をしているものなら他にもありますが、レチェリーのものはそのものズバリ18禁なので好みが分かれるところではないでしょうか。

独自のシリーズものとしては2014年より販売している「Fairy Tale Figure Villains」があります。
こちらは童話世界のライバルキャラが美少女フィギュアとなってモデリングされたもので、第一弾の「毒林檎の魔女」は帽子やベルト、バッグなどをキャストオフできるという作り込みで話題になりました。

PLUM

長野県発のキャラクター玩具メーカー

「PLUM」は、長野県諏訪市沖田町に本社を置く「株式会社ピーエムオフィスエー」が運営しているホビーブランドです。

ちなみに「PLUM」とは「Pretty Lovely Unique Mechanism」を略した名称です。
本社は長野県ですがホビー事業部は東京にオフィスがあり、直営店も長野県諏訪市と東京都千代田区外神田の2ヶ所に設置されています。

PLUMの強みはキャラクターフィギュアの企画や販売をする時に、そのもととなる金型の設計・製造やプラスチック成型とプレス加工といったものを自社で行うことができるということです。

他の玩具メーカーやフィギュアメーカーが原価を下げるために次々に中国へ外注をしているのに対し、PLUMブランドは「MADE in Japan」にこだわった高精度・高品質を追求しています。

特に強みがあるのはプラスチックキットで、PS材、ABS材、PE材などといったさまざまな素材でキット商品を作り出しています。

人気のシリーズとして「プラフィア」があり、アニメやゲームの人気キャラクターをデフォルメして可動部分をつけた玩具として有名です。

プラフィアの人気商品としては「スカッとゴルフパンヤ」があり、登場人物であるクー、ケン、エリカなどが同じスタイルでデフォルメされてフィギュアになっています。

組み立て可能なプラスチックキットは大人の趣味にも最適

細かいパーツ造形に強みのあるPLUMでは、プラスチックキットも人気商品です。
プラスチックキットでは飛行機やロボットなどを中心に、「諏訪大社」や「青森県田舎村役場」などといった建物をフィギュア化したものもあります。

ゲームに登場してきた戦闘機をモデルにしたものも複数販売されており、長年のファンもうならせる細部にまでこだわったパーツ構成となっています。

プラキットなので自分で組み立てをするという楽しみがあり、複雑な部品が使用される大好きなロボットを自分で組み立てる大人の趣味としても人気です。

もちろん美少女を主なモチーフとしたフィギュアもかなり高品質で作られており、大人気の「Fate」シリーズや「ロウきゅーぶ」の美少女キャラの水着ver.や、ギャルゲーの人気登場人物など細かい表情を捉えた作品に定評があります。

フィギュアとは全く関係ありませんが、プラスチック製造メーカーらしく携帯用のシャベルという災害用の緊急キットも販売しているのは面白いですね。

「S’zシャベルズ」という名称の製品なのですが、持ち運びができるケースの中に組み立て式のシャベルが2本収納されています。

携帯用といってもさすが長野県のメーカーらしく、水分を含んだ重たい雪にも対応ができる頑強な作りをしています。

FREEing

今が旬のアニメ・ゲームに強い「FREEing」

「株式会社FREEing」は、神奈川県横浜市中区山手町にある玩具開発を中心とした企業です。
事業内容は玩具の企画・製作・販売で、その他にもイベントやコンペティションなどの企画と運営も請け負っています。

FREEingは平成18年に創業された約10年の歴史のある企業ですが、老舗玩具メーカーが次々参入をしてきているフィギュア業界においてはどちらかというと新規参入メーカーという印象が強いです。

ここ近年のFREEingのヒット商品としては、「SMALL&STYLISH」をうたった「S-Style」シリーズがあります。
この「S-Style」は30~40cm以上の大型化が進むフィギュア業界にあって、逆に気軽に室内に置けるミニ模型というコンセプトを持ったものです。

大きさはシリーズ全体で約150mmくらいとかなり小さく、特徴的な水着を着用したタイプのものが多く見られます。

第一弾として発売したのが2016年6月22日に発売となった「初音ミク 水着ver.」で、小さいと言っても大型フィギュアと比較しても全く遜色のない徹底した作り込みがされていることがわかります。

ポージングにもかなり凝っており、細かい仕草の中にキャラクターの魅力がぎゅっと凝縮されている感じです。
「S-Style」は他にも「巡音ルカ 水着ver.」や「東堂シオン 水着ver.」「南みれぃ 水着ver.」など次々と販売されています。

フィギュアで大人気の「すーぱーそに子」も同じく水着ver.としてS-Styleから販売されており、そに子ならではの肉感的な巨乳と巨尻に大胆なポージングはファンの期待を裏切りません。

小さいからこその利点を堪能できるS-Styleシリーズは現在も新作がリリースされており、今時の人気キャラが次々と商品化されています。

美少女系だけでなくモンスターやロボも

FREEingは主に深夜アニメの最新作をいち早く商品化しているところが特徴です。
「この素晴らしい世界に祝福を」や「ワンパンマン」「監獄学園(プリズンスクール)」「ガールズ&パンツァー」などといったところから人気の美少女キャラが次々ラインナップされています。

美少女系の再現度が高く評価をされているFREEingですが、その他にも「ゲッターロボ」や「ベルセルク」といったところもリアルなキャラ製品として再現しています。

キャラクターフィギュア以外にもガチャ製品として一躍有名になった「コップのフチ子」を企画・販売したのもFREEingで、版権人気だけに頼らない企画力も認められているところです。

ガチャ製品としては「テーブル美術館」でムンクの叫びを出すなど、遊び心のあるガチャフィギュアが魅力となっています。

壽屋

プラモデルメーカーの大手「コトブキヤ」

株式会社壽屋は、昭和28年1月に創業された老舗の玩具メーカーです。
東京都立川市に玩具店として創業をしたのちに有限会社、株式会社へと組織形態を変えながら現在に至っています。

創業当時はプラモデルやフィギュアというのはマニアックな趣味分野として扱われていましたが、現在では食玩や携帯ストラップなどに気軽に使用されるようになりました。

コトブキヤは創業時は節句人形などを主に取り扱う企業だったのですが、時代の変遷に合わせキャラクター商品や各種プラモデルといった分野へと事業を拡大していったという経緯を持つメーカーです。

なお正式な社名は「株式会社壽屋」ですが、1981年より「コトブキヤ」というカタカナを屋号として使用するようになっています。

事業の転機となったのは1989年に自社製品として可動式のモデルキットを販売したことで、以降モデルメーカーとして一気に業界の中でシェアを拡大することになりました。

1995年にはエヴァンゲリオンのフィギュアを販売しており、これが日本におけるキャラクターフィギュアブームの火付け役になったと言われています。

2009年には自社で独自に開発したシリーズ「フレームアームズ」を販売しました。
フレームアームズはコトブキヤがオリジナルデザインをしたえロボットメカニック商品で、中核となるフレーム部分に外装(アーマー)を装着させることによって自由にロボットデザインができるようにしているところに特徴があります。

スピンオフ作品として発売済みのフレームアームズのモデルを美少女化した「フレームアームズ・ガール」ものちに展開され、擬人化ブームもあって2017年に爆発的な人気となりました。

海外版権ものから地元キャラクターまで

コトブキヤはワーナー・ブラザーズやウォルト・ディズニー、スター・ウォーズといった海外の人気コンテンツのフィギュア化版権を獲得しています。

これらの大手海外メーカーからフィギュアの優秀さを何度も表彰されており、技術力の高さは日本のフィギュアメーカーの中でもかなり飛び抜けた存在です。

地元である東京都立川市にも貢献活動を行っており、2008年には立川商工会議所のイメージキャラクターである「うど花ちゃん」のストラップフィギュアを製作しています。

ほかにも2014年には立川市公式キャラクター「くるりん」像を作るなど、事業が大きくなっても創業当時から地元を大切にする気持ちが変わっていないということを示しているでしょう。

なおコトブキヤはオンラインショップおよび実店舗4店で営業されています。
店舗は本社のある立川本店と秋葉原館、エキナカ秋葉原、大阪日本橋です。

海洋堂

食玩やカプセルトイの大手「海洋堂」

「株式会社海洋堂」は、昭和39年4月1日に創業された老舗の玩具メーカーです。
取扱商品は、ハイクオリティトイからカプセルトイ、アクションフィギュア、ガレージキットなど大小さまざまな玩具類となっています。

本社は大阪府門真市で、現在「ホビーロビー東京」と「ホビーロビー門真」の2店舗が実店舗です。

リアリティあふれるキャラクターフィギュアだけでなく、特撮ものやロボット、ヒーローものなど幅広いジャンルで商品製造をしており、ここ最近ではカプセルトイにもかなり力を入れています。

最近では外国人観光客が増加したことで日本のフィギュアがお土産用として注目をされていますが、海洋堂では外国人受けのよいゴジラなどの怪獣ものやビルディングなどをモデルにした「ソフビトイボックス」というシリーズを展開しています。

「ソフビトイボックス」は、1,980円から購入できる手のひらサイズのおもちゃ類で、パンダやゴリラ、お相撲さん、東京タワーなど集めて楽しいラインナップとなっています。

ちなみに「ソフビ」とは「ソフトビニール」のことで、正式には「PCV(ポリ塩化ビニル)」を原料にしたもののことです。

耐久力が強く、内部を空洞にしてパーツを組み合わせる「間着」という方法で組み立てが可能なことから、おもちゃ素材として広く使用されています。

かつての「ソフビ」はいかにもおもちゃっぽいチープな印象がありましたが、海洋堂では大幅に技術力を向上しリアルな質感を再現した新タイプのソフビフィギュアを取り揃えています。

キャッチフレーズとして「卓上に飾れる大人のフィギュア」という言葉を掲げ、大人世代にも人気が高い「アイアンマン」や「エヴァンゲリオン初号機」を手頃なサイズと価格で販売しています。

高度な再現性は長年の歴史の中から誕生したもの

ソフビ製品以外にも、自分で組み立てて作る「カプセルキット」や小さいサイズながら関節部分の可動領域が大きい「マイクロヤマグチリボルミニ」といった優れた製品を海洋堂は複数持っています。

今でこそ当たり前のように精巧なデザインのモデルが安価に手に入るようになりましたが、これは海洋堂が創業以来常に進化を求めて試行錯誤をしてきた結果によって生まれたものです。

当初日本のおもちゃ類は金型を製造してそこから大量生産をしていたのですが、金型は精度が低い上にコストが高いことから新商品の開発が難しいという欠点がありました。

そこでシリコンによる型取りや、中国への外注と時代の変化に合わせて生産方式を変化させていくことで玩具メーカーとしての成長を果たしてきました。

現在では業界からの圧力の強い版権ものよりもノンキャラクター商品の開発に力を入れているところです。

回天堂

美少女系と燃焼系の2つの分野の作品を製造

「回天堂」は、美少女系フィギュアと燃焼系フィギュアの2つを商品の柱にしているフィギュアメーカーです。
美少女系のフィギュアは、「超次元ゲイム ネプテューヌ」や「ソードアート・オンラインⅡ」「ハイスクールD✕D」などといった深夜アニメが中心となっています。

一方の燃焼系フィギュアとしては「タイガーマスク」や「ウルトラマン」「サイボーグ009」といった作品が中心で、他にもゾンビやガンといった通好みするアイテムもラインナップされています。

フィギュア以外にもグッズ販売されており、「一騎当千」や「もえぶつ」などのイベント限定アイテムを通信販売から購入ができます。

もともと回天堂は「マベル有限会社」という鉄道模型玩具や携帯電話カバーといった雑貨類の販売を行っていた企業で、比較的最近になって美少女キャラを扱ったフィギュアに参入してきました。

実際の作品に登場してきたキャラクターの微妙な表情やポーズを再現してくれるものとしてファンから厚い支持を得ており、女性がモデルのフィギュアにおいてはセクシーなボディラインをしているところが特徴です。

フィギュア本体だけでなく持ち物やアイテムにも細かいこだわりを持っており、古いアニメキャラクターをモデルにしたものでも、かなりコアなファンでなければわからないような部分までしっかり作り込んでいたりします。

昭和世代のアニメの再現度がすごい

美少女キャラのフィギュアの品質もさながら、回天堂の本領は昭和世代のアニメにあると言ってよいでしょう。
ウルトラマンやタイガーマスク、あしたのジョーといったアラフォー、アラフィフ世代が思わず懐かしくて手が出るような作品を高い再現度で商品化しています。

販売されている品物が常に同じものばかりでなくしばしば期間限定品として出されるというところもポイントで、コレクター魂を熱くさせてくれます。

基本的には回天堂の商品は全国にある販売店に卸して購入してもらうようになっていますが、自社通販サイトから直接買い求めることも可能です。

特におすすめなのが「あしたのジョー」をモデルにしたフィギュアで、立体では再現不可能と思われていた髪型を見事にフィギュア化しているところに原型師のこだわりを感じることができます。

美少女フィギュアでは、実際に公式絵や雑誌のグラビアとして発表されたイラストをもとに製作している場合が多く、その再現性の高さは写真だけでもよくわかります。

ここ最近では2017年冬に「ソードアート・オンライン」のヒロインであるアスナが回天堂からフィギュア化されたというのが耳に新しいところでしょう。
躍動感のあるアクションシーンの再現に定評がある回天堂です。