海洋堂

食玩やカプセルトイの大手「海洋堂」

「株式会社海洋堂」は、昭和39年4月1日に創業された老舗の玩具メーカーです。
取扱商品は、ハイクオリティトイからカプセルトイ、アクションフィギュア、ガレージキットなど大小さまざまな玩具類となっています。

本社は大阪府門真市で、現在「ホビーロビー東京」と「ホビーロビー門真」の2店舗が実店舗です。

リアリティあふれるキャラクターフィギュアだけでなく、特撮ものやロボット、ヒーローものなど幅広いジャンルで商品製造をしており、ここ最近ではカプセルトイにもかなり力を入れています。

最近では外国人観光客が増加したことで日本のフィギュアがお土産用として注目をされていますが、海洋堂では外国人受けのよいゴジラなどの怪獣ものやビルディングなどをモデルにした「ソフビトイボックス」というシリーズを展開しています。

「ソフビトイボックス」は、1,980円から購入できる手のひらサイズのおもちゃ類で、パンダやゴリラ、お相撲さん、東京タワーなど集めて楽しいラインナップとなっています。

ちなみに「ソフビ」とは「ソフトビニール」のことで、正式には「PCV(ポリ塩化ビニル)」を原料にしたもののことです。

耐久力が強く、内部を空洞にしてパーツを組み合わせる「間着」という方法で組み立てが可能なことから、おもちゃ素材として広く使用されています。

かつての「ソフビ」はいかにもおもちゃっぽいチープな印象がありましたが、海洋堂では大幅に技術力を向上しリアルな質感を再現した新タイプのソフビフィギュアを取り揃えています。

キャッチフレーズとして「卓上に飾れる大人のフィギュア」という言葉を掲げ、大人世代にも人気が高い「アイアンマン」や「エヴァンゲリオン初号機」を手頃なサイズと価格で販売しています。

高度な再現性は長年の歴史の中から誕生したもの

ソフビ製品以外にも、自分で組み立てて作る「カプセルキット」や小さいサイズながら関節部分の可動領域が大きい「マイクロヤマグチリボルミニ」といった優れた製品を海洋堂は複数持っています。

今でこそ当たり前のように精巧なデザインのモデルが安価に手に入るようになりましたが、これは海洋堂が創業以来常に進化を求めて試行錯誤をしてきた結果によって生まれたものです。

当初日本のおもちゃ類は金型を製造してそこから大量生産をしていたのですが、金型は精度が低い上にコストが高いことから新商品の開発が難しいという欠点がありました。

そこでシリコンによる型取りや、中国への外注と時代の変化に合わせて生産方式を変化させていくことで玩具メーカーとしての成長を果たしてきました。

現在では業界からの圧力の強い版権ものよりもノンキャラクター商品の開発に力を入れているところです。